子どもが、言う事を聴いてくれない時の対処法 幼児~小学生

『心の美容師Kaori』のページへ来て下さり、ありがとうございます!
今回は【子どもが、言う事を聴いてくれない時の対処法】について、ご紹介致します。
子どもが言う事を一言で聞いてくれたら、とっても楽なのにな…と思われた事はありませんか?ほとんどの方がそんな風に思われた事があるのではないでしょうか?
こちらの投稿が、そんなみなさんの参考になれば、とっても嬉しいです。
子どもが言う事聞いてくれないんです…に眠ってる本当の理由
ほぼ全員と言っていい程よく大人が言う言葉『子どもが言う事聞いてくれない…』
【どんな事をどうして聞いてくれないのか?】がポイントだと思います。
先に結果を言ってしまうと少し厳しい言い方になりますが、私の経験上…【意外に大人の都合で子どもに思うように動いて欲しい欲求だったりする事に気付いていない…】
要は、大人は子どもに対して自分の都合のいいように動いて欲しい。
それだけなんです…何で?⇒大人自身が、時間や環境に追われていっぱいいっぱいだから全然余裕が無いんです。
私が相談を受けて、よくよくお話を聴いていると…あれあれ?…
「子どもがそうする事により困るのは誰ですか?」「何で困るのですか?」の質問を投げかけると…
『私が子どものしつけも出来ない親だと思われるから』
『この子が周りからワガママな子と思われたら嫌だから』
『お風呂の時間無くなってイライラするから…』
もうそろそろお解りだと思いますが…
これはあくまで、ひとつの例ですが、みなさんいかがでしょうか???
本当に、みなさんよくある事だと思います。
ただ、もうお解りなように、上記の例は全て【親の感情】ですよね?
極端に言うと【子どもに関係無い問題】
親の為に生きてるわけではない
周りからいい子と思われる為に生きているわけではない
親の都合にいつも合わせて生きる事が子どもの人生なわけではない…
今更ですが…そもそも『言う事を聞いてくれない…』の言葉が私は大嫌いです。
この言葉からは【支配欲・操作欲】が溢れています。
人間関係って常に(対等)フェアーであればある程、とっても上手く行くと私は信じています。
これは、親子関係でもそうだと思うんです。
向き合う姿勢がフェアーであれば、余計な概念や雑念に邪魔されずに、スムーズなコミュニケーションが取れます。
職場や友人関係を考えてみてください。
利害関係や、上下関係が無い関係の相手との方が自分が自然体で、心地いい関係ではありませんか?
ですので、まずはフェアーな位置から子ども達にと向き合われねみてくださいね。
子ども達へも⇒お先にどうぞの思いやり精神を♡
以前、習い事の先生をされている方から、「小学生ぐらいの子どもってこんな感じなの?」と相談を受けました。
お母さんの習い事に、県外からお泊りで付いて来てくれたお子さんは、小学校3年生ぐらいの女の子だったと思います。
初めは素直で聞き分けの良い印象のお子さんだったそうですが、授業が始まり少しすると、抱っこ抱っことワガママを言っていたと…技術を学ぶお教室だったので、抱っこしたままでは作業が進みません。そもそもお教室の進み具合も遅れていたので、お母さんも先生も困ってしまったとの事。
こんな状況の時はどうしたらいいんですか?の質問でした。
答えは簡単です。【10分でもいいので、まずは抱っこしてあげて遊んであげる】それだけです。
まずは、お母さんの趣味に付き合って一緒に来てくれてありがとう!の気持ちをお子さんへ伝えてみる事も大切だと思いますよ!
子どもの気持ちを代弁すると
お母さんが好きな事をしてる事は理解してるんだけど、おりこうさんにしなきゃなんだけど、でもさ…退屈だし、相手して欲しいし…お母さんと一緒に遊びたいし、持ってきたおもちゃに飽きてきたし…お外で遊びたいし…
お母さんを困らせたいわけじゃないんだけど、気持ちが抑えきれないんだよ~誰か助けて~
って感じだと思います。
子どもの感情ってとっても単純でシンプルなんです。
あなたのたっぷりの愛情でお子さんを先に満足させてあげましょう♡
そして、次はお母さんの番ね、って感じで仲良く楽しい時間を過ごしましょう。
いま何が一番大切なのか?優先する事は何なのか?を考えて子どもへ伝える。
お子さんが今なぜ、その事を、行動をしなければならないのか?
理解出来ていますか?しっかり理解出来るように説明をされてみましたか?理解できたかの確認までしっかりしてくださいね!
教育で一番重要ポイントは【上手な説明】ではなくて【理解できたかの確認がしっかり出来ているか?】です。
大人の世界でも一緒です。
職場で、十分に報連相してくれる上司や部下とは意思疎通がスムーズでコミュニケーションが上手に取れている為、とってもいい関係を保つ事が出来ます。
それに引き換え、全然報連相してくれないパートナーとのペアになったらどうですか?
途端に仕事が上手に進まなくなりませんか?
ですので、子ども達は大人が思ってる以上に色んな事が理解出来ています。
なので、まずはお話しされてみてくださいね。
しつこいですが、「わかる?わかった?」と聞いてあげてくださいね、わからない時はわからないって子どもは素直に言ってくれますよ。
愛情たっぷりのコミュニケーションで、より親子愛を育み幸せいっぱいな毎日を今日も過ごしましょう♡♡『心の美容師Kaori』でした。